ということで、国府小学校で中級を配布してまいりました。
今年度の国府小学校は総勢25名の大所帯。
つまり中級も
25部必要なわけです。
あわせて
1250枚超の紙を使い、印刷している様子が……

壮観ですねぇ。
(あらためてみると、中級って100ページ近くあるんですね……)
さて肝心の配布日ですが、子どもたちに手渡すこと・初級ファイルに閉じること……のあとに、
中級のキャラクターメイクをやってもらいました。
今年度の国府小学校クラブはコレで
最終回。
ここであえてキャラクターメイクをしたのは、「そのキャラクターが使いたければ
クラブのあとも自分たちで集まりなさい!」というメッセージ……
……だったのですが、
キャラクターメイクがうまくいかない。 能力値に+1を忘れるわ、武器のデータが書き写せないわ……
……さて、そのうまくいかない理由。
『中級』のクオリティがまだまだ……なのはもちろんなんですが、ほかにも理由があります。
彼らの多くは、
「ルールブックの説明が理解できない」のではなくて、そもそも
「読んでくれない」んです!
説明を読む前にいきなりデータを見て、いきなり書き写そうとする。
そのため、
子ども:武器の書きかたがわからない!
ほくろん:ここ読んだ? (といってルールブックの該当箇所をさす)
子ども:(……読む)……ああー。
という子もちらほら。
記述を読まなくても遊べるように
(『初級』の武器カードのように)システムを作ることも可能なのですが、同時に
説明を読ませる工夫も考えたいところです。
(『冒険王道』のうちに「説明のとおりに手順を進める力」をつけないと、ほかのシステムが遊べませんから……) さて、最後におまけとして、子どもたちの感想をいくつかしょうかいします。

こう書いてくれている以上、こちらも応えなければ……
次回の更新もお手軽更新、ちょっといいものを見せびらかさせていただきたいと思います。
では!
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小学生だとルールブックを読んでくれないとは意外な盲点です。
正直、市販されているルールを読むだけだと私でも苦痛だったりします。
キャラシートに書き込んだりダイスを振ったりしながらだと
色々を想像できて楽しいのですけれどね。
まあ、とりあえず親御さんたちへの売りが出来たとプラス思考してみては。
『TRPGを始めたら子供が文章を読む訓練も出来ます』w