本日、牛久保小学校クラブ#5が実施されました!
しばらくレポートをサボっておりましたが、心機一転、また子どもたちとのドタバタぶりをお知らせしたいと思います。
牛久保小学校クラブは現在、子どもたちのGM体験中。
僕と枯葉さんはクラブ開始前に教室で待機。
先の授業が終わり次第、順々にやってくる子どもたちに聞くのはいつもの通り……
「ダンジョンは書いてきたかーっ?」
「忘れ物はしてないかーっ!?」 この2つです。
本日は1名のダイス忘れと、
2名の「全部忘れ」が発生。
急いでキャラメイクをし直しつつ、平行してダンジョンを書いてきた子のチェックです。
ほくろん:(ダンジョンシートを見て)こっちの子は大丈夫! そっちは?
枯葉:うーん、いけると思う。でもコレ見て。
ほくろん:なに?
枯葉:見張りのモンスターに「ヘビ」って書いてある……
何をどうやって知らせるんだ
ヘビ。
ともかく、GMを出来そうな2人を選出。今週は2卓をたて、それぞれに僕と枯葉さんがつくことになりました。
で、ほくろん卓なんですが……
バーン(ファイター。今日はテンションが低い……風邪気味?)
武器:ファイターといったらブロードソード
ロレイン(ウィザード。プレイヤーが『冒険王道』を読破、敵のデータを熟知し、全部言っちゃう。
……ウィザードっぽいからとりあえず、良いか……)
武器:防御力重視のマジックワンド
まあ戦闘力のバランスも良く、スタンダードな編成。
表紙の3人って感じです。
恒例の自己紹介に続いて、導入シーンの始まりです。
GM:みなさんは村の広場で、男の人が走ってくるのを見ます。時間は夜7時。
ロレイン:ばんごはんどきだ!
GM:40代半ばの男の人は、「家がモンスターに占領されてしまった! 助けてくれ!」と言います。
メッシ:良いよ。助けよう!
依頼人に
40代半ばっていう年齢設定を持ってくる辺り、なかなかシブいですねGM。
(実際、依頼人の年齢まで考えている子どもって少ないので、彼はかなり細部までイメージしているように思います。) さてスムーズに依頼を受けた3人はさっそく、現場の家に急行。するとそこは……
GM:表には扉があって、鍵がかかっています。
ほくろん:(ん……? 鍵のこと言うの、早くないか……?)
GM:で、家の横には……
ほくろん:(あ、まずい)とりあえず、みんながどこにいるのか、コマを置こうか。
そうすれば、GMも
「あ、まだ家の横までは見えないな」と気づいてくれるんじゃないか……
と、家の正面から距離を取ったところにコマを置いてもらいます。
するとGM、
GM:ああ、うん、そこね。じゃあ、壊された窓が家の裏側にあって……
ああっ、
伝わってないっ!! この壊された窓、実は小屋の中の様子を探るポイントとして重要なのです。しかし、PCが裏に移動して無いのに言っちゃったのは可愛いミス。
このGMさん、どうやら
ぜひとも触れてほしいポイントを優先して話してしまうタイプのようで……
ようは、「自分が用意したトリックを解いてもらいたい!」という気持ちが強いんですね。
さあ彼のこの特徴が、プレイにどう影響するか……
続きは、次の機会に!
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モンスターの種類の少なさが原因だと思いますが、実は間違いとも言い切れません。
魔法使いの{使い魔}だったり、もしくは親玉にヘビの声を聞く特技がある、等。
ファンタジーってオカシナ出来事が有っても「魔法だから」で済んでしまうので
場合によっては判断が難しいですね。
私も暫くの間、「TRPGを始めたばかりの子供だから間違えても仕方ないなぁ」と思っていましたが
実は間違えていたのは、そう考えていた私だったというオチ。
なんとも、勉強になります。w