相変わらずこちらの説明を先回りして子どもたちが作業を進めようとしますが、子ども :「役割カードはー?」
ほくろん:ここは今回は使いません。さきに名前欄を書こうか。
ごもっともです。ほくろん:給食室。夜の給食室はひとけも無くて、暗いぞ。
こども1:明かりはつかないの?
ほくろん:今はまだ給食室のシャッターの前。中には入ってないから、スイッチもないよ。ただ、全員「懐中電灯」は持っているってことにしようか。
子ども2:じゃあまずシャッターに体当たり!
ほくろん:(出た、とりあえず荒っぽいアクション!)なんでそんなことするのー?
子ども2:シャッターの裏側にお化けが隠れていたらこわいから、脅かす!
と、ここで判定のルール説明。ほくろん:じゃあ、体当たりをしてみる君は「体力」で判定してみようか。
子ども2:判定?
ほくろん:判定って言うのはね……
給食室のシャッターって自動だっけ……?子ども2:よっしゃー! (ころころ)6、足して8!
ほくろん:じゃあがたがたという音を立てるのに成功。お化けがが逃げて言ったかどうかは、わからないねぇ。
子ども3:シャッター開けよう!
ほくろん:じゃあ体力で……
子ども4:シャッターが上がるスイッチがあるはず!
じゃあなんでシャッターは自動で開いたんだ、と思いますが、雰囲気雰囲気。子ども3:明かりをつけたい!
ほくろん:スイッチを押しても電気はなぜか付かない。お化けの力かな?
ここからアイディアが出るわ出るわ。ほくろん:ここからは順番にチビお化けを探していこうか。探した居場所を言ってみて!
今回のボス、もったいないお化けの登場です(笑)子ども4:ゴミ箱の中を見てみたい!
ほくろん:じゃあ感覚で判定してみ。
子ども4:(ころころ)5!
ほくろん:何も見つからないねぇ。
子ども4:そっかー。
ほくろん:と、ゴミ箱を閉めようとしたとき、ゴミ箱ががたがたと動き出す! 中に捨てられていた残飯が飛び出してくるぞ!
子ども :来たー!
ほくろん:「給食を……残すなー!」ボスお化けです!
ということで、2種類の攻撃方法に対応した2種類のHPがあるのです。ほくろん:まずは僕の左隣の君。ボスお化けを退治するには、「たたく」と「おどかす」のどちらかをしよう。
子ども1:「たたく」のほうが高い!
ほくろん:じゃあ「たたく」ね。サイコロを振ってみよう。
子ども1:(ころころ)足して、10!
ほくろん:お、でかい。それなら攻撃は成功、ボスお化けにダメージが入ります……「たたく」はいくつ?
子ども1:3!
ほくろん:じゃあ、3点のダメージ。「たたくの」3点ね。
子ども3:「たたくの」ってどういうこと?
ほくろん:ボスお化けには二種類のHPがあります。「たたく」と「おどかす」。両方とも0にしないと、退治はできません!
お、持ち物を演出にうまく使ってますね。「たたく、おどかす、たたく、おどかす、って順番に攻撃すれば良いんだよ!」
「でも俺、たたくの方が低いよ!」
「それぞれ得意なほうで攻撃すればいんじゃないの?」
「でもたたくばっかりじゃ倒せないんでしょー」
「じゃあ私がたたくとおどかすのダメージを書いておくね。そうすればどっちで攻撃すればいいか分かりやすい。私のキャラは手帳持ってるし!」
こんな様子で戦闘は順調に進み、あっという間に……子ども2:じゃあ僕は「おどかす」してみる! (ころころ)あー、足して6!
ほくろん:それはお化けに負けたねぇ。負けた人は、お化けから反撃を受けて2点のダメージです。
子ども2:わーっ!
戦闘終了です。ほくろん:「給食を残さないように、他の子に伝えてくれ……」そういってお化けは消えていきます。
なんてアイディアが出ていました。ビンタする
消火器をつかう
塩を投げる
お経を唱える
スリッパでたたく
ガスコンロの火をつける
明かりをつける
図鑑で弱点を調べる
悪口を言う
部屋から追い出す
はなくそをつける
それだとHPが2つあるとボスらしくなりますね。
PCの役割分担の出来ますし。
でも、ふと思ったのですが役割が2つは少ないかな。>回復アイテムはどうだろう。
お菓子:1つで全員1D3回復。
漫画本:一人に1D6+1(最低でも反撃一回分)回復。
う~ん、余計に煩雑になるだけかな。