さーてそんなシナリオ
(前記事参照)を用意して会場に向かったスタッフ。
今回は、紙魚先生にほくろん・枯葉・ろくの4人……なのですが、準備の都合でまずはほくろんと枯葉が会場へ。
会場である図書室に着くと、既に子どもたちが集まり始めています。
時間も無いことだし、会場が開く前に
ほくろん:忘れ物した人いるー?
数名:はーい!
3回目にしてまだ忘れるかっ……!
まあダイスはあとで何とかするとして、キャラクターシートが無いと遊べません。白紙のものを渡して……などとしていると紙魚先生&ろくも到着。無事に図書室に入ります。
さーてここからはいつものとおりの卓分け、今回のメンバーは……
レッドバーン(ファイター)
シャウ(シーフ)
スペディオ(ウィザード)
ブルースター
ブリードルイ
ディアノーグ
前回参加者3名を含む、6人体制。元気の良さそうな子も、おとなしそうな子も、入り混じってのパーティーです。
(……と、今回はプレイヤーに自己紹介のメモとってもらったので、職業が分かりません……上3名は前回記録より。) さっそく、シナリオ開始。
まずは依頼のシーン。ここはポイント①、
「村人の困窮を伝える」ところ。
GMであるほくろんのロールプレイ次第で、成功・失敗がはっきり分かれてしまいます。気合を入れて話をしなければいけません。
よし……
GM:皆さんは冒険仲間、一緒に森を歩いています。すると、道の先に人が数人、座り込んで話している。神妙な様子だ。どうする?
レッドバーン:攻撃!
こっちのロールプレイ以前の話じゃねぇかっ!(笑)GM:良いのかーっ!?
シャウ:話聞こうよー。
レッドバーン:うん(きっぱり)
GM:(素直……ってことは、ウケ狙いか……)……じゃあ、皆さんが近付くと、中心にいるのは老人。周りには若者もいますが、怪我を負っているようです。「もしかして、皆さんは冒険者の方ですか?」
レッドバーン:そうだよ。
GM:「おお!」「助かった!」周りの若者は安心した様子でそんな話をしています。「お願いです、助けていただきたいことがあるのです……」
この村は貧しく、農作物の出荷だけで食いつないでいる。その大切な収穫物の倉庫に、突然ゴブリンが現れたという。このままでは、村人たちの唯一の財産がゴブリンたちにあらされてしまう!
GM:「村の若者たちも抵抗を試みたが、この有様で……」「俺たちでは、もうどうしようもできないんだ!」
シャウ:助けてあげようよ。
GM:「お願いできますか?」
ディアノーグ:困ってるの?
GM:「はい、とっても……」
ブルースター:良いんじゃない?
レッドバーン:うん。
ということで、ポイント①の「困窮っぷり」は無事に伝わったようです。
ちなみに、この場面では子どもたちから「報酬」とか「お金」という言葉は一言も出てきませんでした。うん、「人助け」というのを一番に考えてくれているのは、嬉しいぞ。
依頼を受けた一行はすぐに倉庫に向かいます……
と語るGMはおもむろにタイマーの
スイッチをオン。
レッドバーン:何それ?
GM:さあねー
ディアノーグ:あー! わかった、野菜だ!
まあすぐバレますわな(笑)
さて、倉庫に向かった一行を待ち受けていたのは……
というところで、続きは次回とさせていただきます。
では!
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