お盆が明けまして、ほくろんです。
暑いですねー。
気づけば終了から2週間が立ってしまいます、サマースクール#1のプレイ報告。
前回は黒板プレイの様子をお届けしました。
子どもたちがなんとなーくTRPGについて理解してくれたところで、卓分け・セッションの開始です。
今回は(初参加の先生含めて)8人をほくろん・枯葉が分担。
ラッシュ(ファイター)
ディアノーグ(ファイター)
シャアル(シーフ)
マグナス(ウィザード)
の4人がほくろん卓に配属となりました(ちなみに全員小学生です)。
GM:皆さんが旅の途中、ある村に立ち寄ると……村人たちが村の広場に集まって話をしていますね。どうやら深刻そうです。
ディアノーグ:なになに?
GM:おう、聞きたいのか? 話を聞いてみるか?
ディアノーグ:うーん……。
GM:(……改めて聞かれると不安になるんだな……)まだ少し遠いからねー。声は聞こえないんだ。
マグナス:じゃあ、近づいてみる。
GM:村人のひとりが君たちに気がつくよ。「もしかして、冒険者の方々ですか!?」
村人が一斉に冒険者たちを向く。
その合間から一人の子どもがしゃがみ込んでいるのが見える。
村人に囲まれて何かを話していたようだが、その目には涙が浮かんでいる。
詳しく聞いてみると……
GM:どうやら、村の外れの古い小屋でかくれんぼをしていたら、他の子がいなくなっちゃったと言っているみたい。
ラッシュ:いなくなっちゃった?
GM:「みんなが小屋の中に隠れたら、その小屋に怖いおじさんとモンスターが入っていったの。僕はオニだったから外にいて、すぐに逃げてきたんだけど……」
騒然とする村人たち。特に「小屋の中で隠れたままの子どもたち」の親は、心配でたまらない様子です。
さあ、ここからが冒険者たちの仕事です。
ということで、今回のシナリオはこんな感じ。

(いつものごとく、セッションの雰囲気で細部は変更しております。
ちなみに、「A:盗賊の頭・B&C:ゴブリン族・D:盗賊ザコ」という布陣) 実はこれ、
このシナリオのバージョン違いとして考案されたものです。
「急がないとマズい!」というシチュエーション、「モンスターを倒すだけではなく、物語上の判断を迫られる(野菜を受け取るか? or 子どもたちを気にしてくれるか?)」という課題……
前回の野菜の件では子どもたちが大活躍を見せましたが、今回は果たして……?
村で情報収集をしてみると、小屋のサイズなど基本情報のほか、
「その小屋には昔、怪しい魔法使いが住み着いていた」
「大人はほとんど近づかないが、普段はモンスターなどいないはず」
(……という情報を出してあげるために、「今のうちに調べたいこととかない?」と何度か誘導をしまして……) 情報をゲットした一行は、さっそく小屋へと向かいます。
小屋は村はずれの荒野にあり、周りに隠れる場所は見つかりません。
まずは正面に入口があり、
ディアノーグ:突入する! 突入!
といっているのを周りが必死に抑えつつ(笑) シュアル(シーフ)が探索を試みます。
すると、部屋の左側に窓(図中、窓2)が見つかります。
中をのぞくシュアル。
GM:えーっと、こことここ(図中、AとD)に盗賊がいるよ。
……ここはサービスで敵の配置を教えてあげちゃいました。
(とかいって、箱の影になっているB・Cの存在は隠してるあたりはイジワル) しかし、中にいる盗賊からも気づかれる可能性があります。
GM:んー、では感覚で判定してみて?
シュアル:(ころころ)12!
GM:では、中にいる盗賊は君に気づいていないようだ。どうする?
マグナス:僕の魔法で窓は壊せない?
ディアノーグ:じゃあ窓から入る!
GM:待て。窓は壊せるけど、ディアノーグの体はつっかえてしまいそう。少なくとも、その間に敵から攻撃されるね。
ディアノーグ:えー。
ラッシュ:窓を壊したら盗賊がそっちを見るかな?
GM:なるほど。じゃあ窓を魔法で壊して、気をそらすのはできそうだよ。
マグナス:そうしよう!
ディアノーグ:じゃあ俺は扉の影に隠れて待機してる。
うーむ、ディアノーグは思いついたことをすべて言うなあ……
と感心しているうちに配置が完了。シュアルは扉から距離を取って
周囲を警戒しているという優秀っぷりです。
マグナス:魔法! どーん!
GM:じゃあ、どーん! 大きな音を立てて、窓が壊れた! すると、中にいる盗賊が窓の方に近づいていくのが見えるよ。
ディアノーグ:今だー! 突撃っ!
ということで、盗賊の小屋に突入した一行。
さあ、無事にモンスターを退治して子どもたちを助け出すことができるのか!?
頼むから、
依頼内容を忘れるんじゃないぞー! ということで、今回はこれまで!
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