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サマースクール#2-2 トラップ!

   sss-3_20100831000459.jpg


 デス・トラップをすんでのところで回避し、一命を取り留めたディアノーグ。
 目の前には、罠にかかった前人の作った「シミ」と……落ちている、ひとつの鍵。

ソフィー:丁寧に取ってみたら?
ラッシュ:丁寧に取れる?
GM:「わざ」判定だなー
シャアル:じゃあ僕やろうか?(←シーフなので「わざ」判定に修正アリ)
ラッシュ:そうだ! 棒とかで取れないかな?
GM:(お、良いこと言うじゃん)誰か長いもの持ってないの?
ディアノーグ:俺! 俺の剣はどう!?
ソフィー:良いね!
シャアル:やってみる?
ディアノーグ:でも俺は左肩を怪我してるから、できない!

 前回のお話参照です。
 ということで、ディアノーグの剣を使ってシャアルが鍵を取ることに成功。

   SSS_SC_2_2.jpg


 さあ部屋の奥に目をやると……

シャアル:どっちの扉にする?
ラッシュ:左……かな?
ディアノーグ:よし! 鍵!

 あいかわらず先走るディアノーグを止めつつ、シャアルが扉を調べにいきますが……

シャアル:(ころころ)感覚は、8。
GM:うーん、何も分からないなあ。
ラッシュ:じゃあ、あけてみる?
シャアル:怖いっ! HP高い人、やってくれない?
ソフィー:HPが高いのは、ファイターだっけ?
GM:そうですね。ファイターはラッシュと、ディアノーグか?
ディアノーグ:いや! 俺は、左肩を怪我してるから……!

 これ、ことあるごとに言うんです。
 (先に行っておきますが、ボス戦が終わってからも言います 笑)
 それだけキャラクターにイメージを持ってるですね。
 
 ここはラッシュが扉を開ける係になり、扉に手をかけますが……

GM:はい、全員感覚判定!

 もちろん罠があります(笑)
 今回は本人が感覚の判定に成功、とっさに後ろに飛び退きます。

GM:そんな君の鼻の先を、扉がかすめていく。もの凄い勢いで扉が開いたのだ!
ラッシュ:危ないなー。
GM:扉は壁にぶつかったかと思うと、勢いでまた閉まるぞ(笑)
ディアノーグ:えー! じゃあ入れないじゃん!
ソフィー:中はどうだったの?
GM:扉の先には壁があるだけ、でしたよ。
シャアル:偽物の扉だったのか……

 ということで、トラップダンジョンの恐ろしさを再び味わった一行。
 次は右の扉に近づき、罠を慎重に確認します。
 罠はないと自信があるシャアル君が自ら扉を開け、次の部屋の様子が見えてきます。

GM:その先には、広い部屋。正面の壁には台座のようなものがあります。
シャアル:他には何も無いの? 明かりをもって周りをよく見てます。
GM:では、右と左の壁にそれぞれ、金属のプレートが3つずつ。そこには、こんな絵が書いてあります。


   sss-8.jpg
 そして、台座には、プレートがちょうどはまるサイズのくぼみが、2つ。

 これは……
 
 リドルです!


 さあ子どもたちは、この難関をクリアできるのか!?


 次回!

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プロフィール

ほくろん

Author:ほくろん
愛知県内にて青少年育成の指導者・アドバイザーをしつつ、TRPGやボードゲームの作成・普及啓発を行っております。

今となっては遠く離れ、それぞれに凝固している教育とあそびを、少しずつ暖めながら融和させていきます。

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登録名は『冒険王道』の著者名です。
(あくまで個人アカウントですので、ご承知置きください)