鍵開けをしたいメッシvs慎重派のロレイン。メッシ :扉……扉か……。
ロレイン:扉から行く?
メッシ :よし、扉! 扉の鍵を開ける!
ロレイン:まって! 先に罠調べなきゃ。
メッシ :そうか。じゃあ、とりあえず鍵開けて……
ロレイン:え、違う違う。先に罠調べてね。
メッシ :え、え?
ほくろん:先に罠を調べないと、危なくて鍵にも触れないもんねぇ。
メッシ :そうか! 分かった、じゃあ判定するよ!
ロレイン:がんばってー!
メッシ :鍵開け!(ころころ)
ロレイン:わなーっ!(笑)
GM、扉の鍵の達成値を「15」としていました。メッシ :12!
GM :鍵は……開かない!
メッシ :えーっ!
「鍵が開かない → 力任せだ!」という展開にしたい、GMの思惑があったのです。ほくろん:うーん、15はさすがに難しすぎない?
GM :大丈夫! ここの鍵は難しいほうが良いんだ。
ほくろん:え、なんで?
GM :実はね、この扉は「体力で10」を出せば簡単に壊せるんだ!
そりゃそうだ。ほくろん:(さあどんな案が出るかな……?)
メッシ :そうだ!
ほくろん:なになに?
メッシ :裏の窓から中を見てみよう!
ロレイン:そうだね!
ほくろん:……そうだね。
GM! 押せば押すほど、逆効果だぞ!メッシ :じゃあ裏の窓からのぞいてみるよ。
GM :裏に行っちゃう? まだ表の扉から行くって手もあるよ。
メッシ :うーん、そうか……
ロレイン:鍵が開かないなら、裏から行くしかないっしょ!
GM :いや、まだ表の扉が……
メッシ :そうだね! 裏の窓からのぞきたい!
GM :……
ロレインのヒミツの情報で敵の弱点を見抜いた一行。GM :そこは台所です。黒いローブを着た男が食べ物をあさっています。
ロレイン:「悪魔道師」だ! あいつなら剣術に弱いはず!
バーン(のプレイヤー)の元気も戻ってきたところで、戦闘開始です。メッシ :よし! 突撃だー!
ロレイン:バーン、ファイターだから先に行って!
バーン :え、何?
ロレイン:敵、敵! 攻撃!
バーン :……よーし!
魔法とはいえ、窓の外から屋内に攻撃するのはそう簡単じゃないはず。ほくろん:じゃあ台所には悪魔道師がいて、そこに入ってくる3人は……
ロレイン:まって! 2人、2人!
ほくろん:ロレインは参加しないの?
ロレイン:私は「魔術」だから、窓の外から攻撃するもん!
と認めつつ、内心ではどうやってペナルティを与えてやろうかと策を練りつつ……ほくろん:わかった、じゃあロレインはそこね。
罠より先に鍵開けしたいとか、扉は体力で開けるとか。
あ、でも扉の前に物が積まれていたら(バリケード)、
やっぱり体力で開けないと駄目になるか。