完璧な対応じゃないか!ほくろん:(うーん……あ、こっちの部屋にゾンビがいるな、じゃあ……)
GM :じゃあ戦闘はじめるよ!
ほくろん:(あ、やばい)GM、せっかくなら……
GM :そうだ。みんなが突入した音で、こっちの部屋にいたゾンビ2体が移動してくる。
ほくろん:(おっけー。)
GM :ゾンビは足が遅そうだから、出てくるのは次のターンね。
それ、正解!(笑)GM :じゃあ、悪魔道師はロレインを攻撃!
ロレイン:建物の外にいるよーん!
GM :だめ! そっちが攻撃してるんだから、こっちからも見えるでしょ!
ロレイン:きゃーっ!(笑)
GM、完璧な対応です。GM :うーん……。
ほくろん:どうした?
GM :ロレイン、今ゾンビを攻撃したよね?
ロレイン:うん。
GM :じゃあ、攻撃されたゾンビAが、ロレインに気付く!
ロレイン:きゃー! あたしピンチ! 小屋から逃げるー!
GM :もう移動できないでしょ! さっき攻撃したんだから!
ロレイン:したーっ!(爆笑)
GM :ゾンビAはロレインに近付く!
ロレイン:いやーっ!(笑)
こざかしいぞGM(笑)バーン :ゾンビAを攻撃! (ころころ)13!
ほくろん:(小声で)あ、やられたねぇ。
GM :(小声で)……B! B!
ほくろん:?
GM :(小声で)今の攻撃さ、ゾンビBだった事にしてもいい?
君、他のTRPG遊んだことあるんじゃないか……?GM :ゾンビが倒れたけど、悪魔道師はまだ生きているみたい。
メッシ :そうなの? どうしよう?
GM :もう一回攻撃すればね、トドメをさせるよ。
こうして、戦闘は終了したのでした。バーン :トドメをさそう。えい!
ほくろん:(あ、やっちゃった……)
GM :では、悪魔道師の体がどろどろの液体になって溶けていきました。
相変わらずロレインに突っ込まれながら罠を調べますが、部屋には無いみたいです。GM :この部屋は台所。テーブルには水の入ったコップがあります。
メッシ :それ怪しい!
バーン :そうだね。
メッシ :よし、テーブルのところまで行って……
ロレイン:先に部屋の罠ーっ!
GM、そのフリじゃ誰も飲まないぞ。GM :この水は悪魔道師が飲んだ残りみたいだ。怪しい色になっているぞ(にやにや)
バーン :ふーん。
GM :どうする?
ほくろん:?
GM :飲む?
……話が変わってるぞっ!メッシ :えー。飲まない。
バーン :あやしいもん。
ほくろん:(そりゃそうだ……)
ロレイン:メッシ、飲んでよー!
メッシ :俺? やだよ!(笑)
ロレイン:だってあたしはHPもう無いんだよ!
メッシ :そうだけどさ、HPが多いのはバーンでしょ!
バーン :飲まないよー。
ロレイン:バーンもイヤなの?
ほくろん:(そりゃそうですって)
ロレイン:じゃあサイコロを振って、一番低い人が飲む! どう!?
ほくろん:(おい……)
メッシ :よっしゃ!
バーン :負けないよー。
そんな毒いやだーっ!バーン :(ころころ)あーっ! 僕だーっ!
GM :じゃあ飲みますか?
ロレイン:がんばって!
バーン :飲みます!
GM :では、その水を飲むと……それは毒でした!
ロレイン:きゃーっ☆ ( ← 喜んでいる )
バーン :どうなるのー! ( ← 喜んでいる…… )
GM :口の中に大量の口内炎ができてしまいます!
GM :さっきまでゾンビはこの部屋で寝てたんだ。
ロレイン:そうなの?
GM :うん。だから、この部屋のベッドには腐った肉がベットリと……
最後まで演出が細かなGMでした。GM :じゃあ依頼人が小屋を見に来る。
メッシ :モンスターは退治したよ!
ロレイン:ねーっ!
GM :「ありがとうございました……」と、依頼人は感謝してくれます。そのとき、ちょっと困った顔をします。
バーン :なんでー?
ほくろん:(……?)
GM :壁に矢が刺さってたり、血の跡が付いていたりするからです。
ほくろん:(……なるほど。)
[C113]