先日ご要望をいただいていた、冒険王道のシナリオを公開いたします!
今回のシナリオはこちら。


印刷されるさいは、
こちらのPDFが高解像度で印刷しやすいかと思います。
(そうでもなかったら申し訳ありません) 所要時間は1時間から1時間半ぐらい。
本来のクラブの時間では収まらないボリュームですが、「ダンジョン」「ストーリー」をそれなりに織り込んでいるために、このくらいになってしまっています。
長くても2時間で終わると思いますので、あせらずに進めるのが良いとおもいます。
想定プレイヤーは3~4人です。
ストーリーは
① 子どもたちが村はずれの小屋でかくれんぼをしていたら、そこに山賊がやってきた!
② 鬼役の子ども(小屋の外で、山賊が入っていくのを見た)だけが村に逃げてきた。事情を聞いた村人たちは騒然
③ そこへ冒険者が登場。子どもを助けだしてほしいと村人・特に親たちから強くお願いをされる
ということで、実際のゲームが始まるのは③の場面から。
冒険者たちが村人の話を聞く中で、①と②の事情がわかる……という流れですね。
ここで「いかに助け出してほしいか」をしっかり親から伝えましょう。
GMの演技力・演出力の勝負です!
なお、ここで「あの小屋は昔、あやしい魔法使いが住んでおってな……」という情報をさりげなく出せるとBESTです。
そして、
④ 小屋の前まできた冒険者たち(村から小屋まではワープしちゃいましょう。時間短縮!)
⑤ (ここからはプレイヤーの行動次第ですが、なんやかんやあって山賊を撃破)
なんやかんやは
なんやかんやですが、ここがTRPGの醍醐味。
プレイヤーたちの創意工夫を受け入れつつ、しっかりと戦闘にもっていきましょう。
(プレイヤーの工夫次第では、多少の有利不利を戦闘に加えても大丈夫です)
さあ戦闘が終わったらシナリオ終了……ではないのが、このシナリオの大事なところ。
⑥ 小屋の中を探索、「謎の鍵」をGET
⑦ 隠し扉の奥に隠れていた子どもたちを発見!
⑧ 子どもたちから謎の本(鍵がかかっている!)をもらう。それをあけると、中から水晶球が……!
「戦闘終わったから帰ろう」とプレイヤーが宣言したら、村に帰ったところで
村人・親御さんたちに取り囲まれてもらいましょう(笑) ⑧は、「発見時、子どもたちに優しく声をかけた」という条件で本をもらうことになっています。
やさしさを見せてくれたご褒美、ということですね。
⑨ 水晶球の中には謎の塔の姿が浮かんでいる。そこには新たな冒険が待っているに違いない……
水晶の中に見えるのは、魔法使いの研究が封印された塔。
場所を伝えなければアタックできませんから、
村の狩人「この塔は!」 「知っているのか!?」 「山の向こうに似たものを見たことが……」
などと情報を出してあげましょう。
ということで、このお話は次のシナリオに続きます。
そのシナリオは、また改めて。
ちなみに、「本+水晶」を「箱+地図」などにしてもこのシナリオは大丈夫です。
(その場合は、続きのシナリオで工夫が必要だったような気がしますが……)
そして、実はこのシナリオをプレイした様子が本ブログの記事になっています。
こちらの回になりますので、目を通していただけると遊びやすくなるでしょう。
プレイした感想などありましたら、ぜひお知らせください。
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では!